【この絵本がオススメ!】親子で遊びながら読める『きんぎょがにげた』
私が子育てをする中で、また勤務する園で読み聴かせをするなかで、これはオススメ!と思った絵本をご紹介します。
今回のオススメは、幅広い年齢に愛される『きんぎがにげた』作:五味太郎 です。
いまから早速オススメポイントをご紹介していきます。
『きんぎょがにげた』のオススメポイント
1.遊び要素を含んだ物語
この絵本の魅力はなんといっても、この遊び要素です。
金魚鉢から逃げていった金魚が、日常生活のあらゆる場面に紛れ込み、それを見つけていくというお話。
ページをめくるたびにチョロチョロと逃げていく金魚が可愛くて楽しい絵本です。
対象年齢は2~4歳むきとなっていますが、指差しの好きな子は早くて0歳のうちから一生懸命金魚を見つけて指差します!
我が家でも自分の子が小さな指で初めて金魚を見つけて指差してくれたときには感動しました。
”見つける””探し出す”といった遊びは、子どもにとって何回やっても飽きないものであるようで、間を空けて毎週読んだとしてもとても楽しんでくれます。
絵本はくり返し読むことが子供の心の安定と成長を助ける非常に重要なことですので、この遊び要素によって自然と何度も読むことができるようになりますね。
2.親しみの持てる絵柄
五味太郎さんの挿絵は、読む人を誰でも惹き付ける不思議な力を持っています。
この絵柄は大人にも人気が高く、アパレルや文具など幅広く使われています。
はっきりとしたカラフルな色合いは、赤ちゃんにとっても視覚刺激が大きく、ただ眺めているだけでも知育に繋がります。
またこの挿絵の中には、キャンディやテレビや帽子など、生活の中の様々なものが自然と盛り込まれているので、生活図鑑のような役目も。
「これは何?」「これは鏡。この前でお化粧するのかな?」などと親子の会話にも繋がります。
昔ながらのアナログテレビや、だるま落としなど、懐かしさを感じるものも描かれているのがまた何とも癒やされます。
まとめ
今回は絵本『きんぎょがにげた』をオススメする理由を2つご紹介しました。
この絵本は私自身が幼い頃に母に読み聞かせしてもらっていた思い出の絵本でもあります。
フレーズ一つ一つを読み上げる母の声が今でも聞こえてくるような気がします。
いつか私の子も、自分の子に読み聞かせする日がくるのかな…としみじみ思います。
長く愛されている絵本には、やはり愛される理由があるのだなと感じますね。
まだ読んだことのない方は、ぜひ一度てにしてお子様と一緒に楽しんでみてくださいね♪