【この絵本がオススメ!】親子のスキンシップが増える『こねてのばして』
私が子育てをする中で、また勤務する園で読み聴かせをするなかで、これはオススメ!と思った絵本をご紹介します。
今回のオススメは、ゆるいイラストになんとも癒やされる『こねてのばして』作:ヨシタケ シンスケ です。
我が家では親子のスキンシップには欠かせない一冊となっています。
いまから早速オススメポイントをご紹介していきます。
『こねてのばして』のオススメポイント
1.親子で自然とスキンシップがとれる
親子のスキンシップは、オキシトシンという愛情ホルモンを分泌します。
このオキシトシンによって、子どもの学習能力が向上したり、ストレスが軽減されたり、感受性が豊かになったりと、様々な効果が生まれます。
小さいうちからなるべくたくさんのスキンシップを図っていきたいけれど、忙しい現代社会の中ではそれもままならないのが現状かもしれませんよね。
そこでオススメなのがこの絵本『こねてのばして』です!
『こねてのばして』は、一人の男の子が、パン生地のような粘土のような白い物体を、ひたすらこねたりのばしたりふくらませたりする、ゆるーい世界観のかわいいお話です。
私は読み聞かせをしながら、この白いふわふわとした物体を、目の前の自分の子にに当てはめてみます。
例えば、「つついて」のときは子どものお腹をツンツン♪
「つまんで」のときはこどものほっぺをぷにぷに♡
といった感じで、だいたいのことが自然と子どもとのふれあい遊びにつながっていきます。
一番最後は「コチョコチョコチョ!」と物体を思いっきりくすぐる場面も!
親子で笑顔になって読み終えることのできる、素敵な絵本です。
2.文章のテンポが良い
また、もうひとつこの絵本には素敵なポイントがあります。
それは、文章のテンポがとにかく良いこと。
「あさがきて おきて きがえて よういして」
「それでは きょうも はじめます!」
最初の一文だけでも、読んでいてとても心地よいですよね!
リズムのある文章は、読み手にとってもとても読みやすく、また聞き手もすんなりと耳に入ってくるというメリットがあります。
またひとつひとつの区切りが短いので、子どもがすこしづつお話できるようになると、文章を覚えて一緒に読んでくれるようになります。
絵本を読むのが苦手な方や、読み慣れていないお父さんでも、この絵本ならすんなりと読み聞かせできること間違いなしです。
まとめ
今回は絵本『こねてのばして』をオススメする理由を2つご紹介しました。
ぜひ、親子でたくさんスキンシップをとりながら、絵本を楽しんでくださいね♪